脂肪肝の検査について、ご説明しましょう。2008年4月より40〜74歳までの成人に義務付けられた特定健康診断では、生活習慣病や内臓肥満、メタボリックシンドロームに関する検査が行われるようになりました。特定健康診断で実施される血液検査では、コレステロールの数値や、GPT、GPTなどの数値を知ることができます。基準範囲内よりも数値が高ければ、肝臓の疾患にかかった可能性があるとみて、精密検査を行う必要があります。血液検査では、肝臓の機能に関する数値が読み取れるので、血液検査から肝機能を調べることができます。
とくに、γ-GTPの数値が基準範囲内を大きく上回った場合は、肝臓機能になんらかの異常がある可能性が高く、さらに詳しい精密検査を受ける必要があります。γ-GTPは、タンパク室を分解する酵素です。とくに、アルコール性の脂肪肝の場合は、γ-GTPの数値が大きく上昇してきます。
血液検査で、コレステロールの数値や中性脂肪の数値が上昇した場合、他の検査を組み合わせて行い、脂肪肝の原因が脂肪や糖質などの摂りすぎが原因なのか、またはアルコールの摂りすぎによるアルコール性のものか、原因や性質などについて詳しく調べます。栄養の偏りが原因とされる脂肪肝では、コリンエステラーゼの数値が上昇します。
脂肪肝に関する検査には、腹部超音波検査が実施されます。腹部に超音波の機械をあてて、モニター画面に肝臓の様子が映し出されます。脂肪肝と診断されたら、経過観察が必要になり、半年〜1年に1回の割合で検査を行います。その他に、CTや肝生検などの精密検査を行うことにより、原因や病気を詳しく調べます。脂肪肝の病状を知るとともに、その原因についても詳しく調べて、治療法を模索していきます。
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